2022年に放映されたフジテレビのドラマsilentの第2話です。
総合評価＆あらすじ
総合評価
★★★★（星４）
湊斗の気持ちがすっごいわかる。紬が想のところに戻ってしまうんじゃないかと心配になる気持ち。
湊斗は圧倒的にいいやつだから、考えなくてもよいことまで考えてしまいそう。
そんな湊斗から、目が離せません。
あらすじ
紬（川口春奈）は8年ぶりに想（目黒蓮）と偶然の再会を果たすも、手話で一方的に話され、状況が把握できずに立ちすくむ。一方想は、この8年間の想いが募り、行き場のない気持ちを消化できずに紬のもとから立ち去る。そんな様子をみていた奈々（夏帆）は、想のもとに駆け寄り、そっと寄り添うのだった。 想は高校卒業のころに耳に違和感を抱くようになり、その異変にいち早く気づいた律子（篠原涼子）が病院に連れて行くと、遺伝性の可能性があると診断された。自分のせいかもしれないと責任を感じ、なかなか受け入れられない律子に対し、想は申し訳なく感じ、そのまま上京することを決め、紬にも病気のことは隠して別れを告げた過去があった。 湊斗（鈴鹿央士）は紬と想が再会したことに不安はぬぐえないものの、想いとは裏腹に、春尾（風間俊介）の手話教室を紹介する。想と話せるようになりたいと思う紬は…
（Amazonより引用）
このドラマの、ここが良かった
「それが理由でフッたんだとしてもさ、再会してもさ、わざわざ、そういう、その、障がいあるヤツの方行かないだろう。昔好きだったからと言って」
「もともと耳が聞こえてて普通に話していた人で、そういう人が聞こえなくなった時って、声も出せなくなるんですか？」
ラブストーリーの視点だけではなくて、耳が聞こえない部分にもしっかりと焦点を当ててストーリーを作っているのが良かった。もっときれいな話にできたかもしれないけど、そうではない部分も含まれているのがこのドラマの価値を上げている。
印象に残ったセリフ・シーン
（地元の公園のシーンで）
じゃあ、なんかあったら電話して。
何もなくても電話して。
佐倉くんも電話したい時に電話して。
私したくないときないから。24時間態勢だから。
好き。声聞こえるから。
佐倉くんの声聞くたびに思うんだよね。好きな声だなーって。
耳が聞こえなくなってきている想にとってはズキズキと心に刺さる紬のセリフ。
これまで当たり前にできていた電話が、当たり前じゃなくなってしまう怖さ。
紬の思いにこたえられない無念さが表現されているシーンでした。
（ベンチに座っているシーンで）
湊斗：コーヒーとココアどっちが良い？
紬：コンポタ
湊斗：コンポタもあります！
湊斗に対して紬は、結構ワガママを言えるんだと思いました。が、そう見えるだけで湊斗が紬の言うことを何でも聞いてあげているんだろうなと感じます。想といるときはお互い言いたいことを言い合ってるのとは対照的でした。
コンポタ、ふたを開けてあげるの素敵でしょう。
紬がカフェで想に手話で自己紹介する。「あれっ、伝わってないか？」と紬が言った後に、想が笑顔になるシーン
付き合っていたころを思い出して、笑顔になったんだと思いました。紬って当時からそういうところがったよねと。
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