ITパスポートの合格を目指しているあなたは、次のようなことをしていませんか。
- 今月受験する予定だったんだけど、勉強が進んでないから、延期する。
- 参考書は一周終わったけど、自信ないから受験を先送りする。
いざ受験をしようと思っても、自信がなかったりすると、
「まだ受かるかわからないし、やっぱり先延ばししよう」
と及び腰になってしまいますよね。
ただ、受験の先延ばしは、圧倒的に損してしまいます。
この記事では、その理由と対策を解説します。
損する3つの理由
受験を先延ばしにすると損する3つの理由について、説明します。
合格まで遠回りする
一つ目の理由は、「合格まで遠回りする」です。
なぜなら、自分の勉強ツールが正しいか確認する機会がないから。
例えば、「合格するための正しい参考書を選べている」と自信をもって言えますか?
もちろん、本屋に行ったり、Amazonのレビューを確認したり、友達が使っているものを見て、選んでいると思います。
それでも、本当に「自分にあっている参考書」と言えますか。
X(Twitter)でもたまに見ますが、「この参考書って、ダメじゃない?」と言われる本があるのも事実。
もし、試験を受けてみて、「これ、参考書に書いてあった!」となるものが多ければ、参考書選びは成功していると思います
一方で、「見たことがない単語が山のようにならんでいる」ということであれば、参考書選びから見直しが必要です。
参考書の選択によって、合否が変わりますよ
※参考:参考書選びに迷ったら、次のレビューも参考にしてください。
受験を先延ばしにしてしまうと、「間違った参考書を選んでいる」ことに気づくまでの時間が無駄になってしまいます。
受験してみることで、参考書が自分にあっているか、答え合わせができますよ。
試験を知ったつもり
二つ目の理由は、「試験を知ったつもりになる」です。
- 参考書を3周しました
- 過去問を1000問解きました
- 疑似体験ソフトウェアを2回やりました
と言っても、やはり本番の試験にはかないません。
なぜなら、本番の試験は、
- 過去問と違う問題が出る
- 周囲には受験生がいる
- 普段と異なる環境
のように、普段とはまるで違うから。
集中した状態で、テストを受けられるほど勉強に適した場所はありません。
特に、過去問と違う問題がであるというところ。
試験を受けた人だけの特典なのですが、最新の試験問題をしれるというところが最大のメリットです。
いや、それだったら、友達にどんな試験問題が出たか聞くよ!と思ったあなた。
それは、危ないのでやめておきましょう。
なぜなら、試験問題を第三者に公開することは禁止されているので。
試験問題は非公開です。
受験要領(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/exam_summary.html)
受験者は受験にあたり、以下の事項に同意いただく必要があります。
同意いただけない場合は受験できません。
(1)試験問題を第三者に開示(漏洩)しないこと
(2)試験問題を開示(漏洩)した場合、関係法令等に基づき損害賠償請求等の措置が取られること
なお、試験問題は著作権法で保護されています。
うっかり言ってしまわないように注意しましょう。
たまに、X(Twitter)でポストされている方がいますが、NGです。
せっかく出題された問題は、貴重ですので、次のように利用しましょう。
チャンスを逃す
三つ目の理由は、「チャンスを逃す」です。
勇気をもって受験すれば、合格する可能性があります。
仮に合格してしまえば、
- 勉強しなきゃというプレッシャーから解放される
- 趣味やスポーツに没頭できる
- 自分に自信がつく
ようになります。
一方で、受験しなければ、
- まだまだ勉強しないといけない
- 早く遊びたい
- 合格するまで不安
といった気持ちから解放されることは、ありません。
もちろん、落ちたらショックですが、それを上回るメリットを得られますよ。
アジャイル受験の活用方法
アジャイル受験を、最大限活用する方法についてお伝えします。
この方法を守っていただかないと、アジャイル受験の効果が半減してしまいます。
ぜひ、これだけは守っていただきたいと思います。
テクノロジ系→ストラテジ系→マネジメント系の順
勉強および受験はテクノロジ系→ストラテジ系→マネジメント系の順が推奨です。
なぜなら、この3つの分野の中で、テクノロジ系が最も出題数が多いからです。
- テクノロジ系(45問)
- ストラテジ系(35問)
- マネジメント系(20問)
重要なところから先に対策をしていくことになります。その次にストラテジ系を対策していきます。
マネジメント系は一番最後に勉強することになりますが、問題数が比較的少ないのと、1回目に出題された問題を中心に
復習することができるので、うまくいけば、2回目の受験でITパスポートに合格できます。
2時間経過するまで退出しない
ITパスポート試験は途中退出が可能な試験です。
■試験監督員によるメモ用紙等の回収後、試験室から退出してください。試験終了時刻前でも退出可能です。
試験当日(CBT試験)(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/order.html)
そのため、試験時間が1時間を超えると、解き終わった人が現れ、退出していきます。
しかし、あたなは全ての問題を解き終わっても退出しないでください。
時間が余ったら、やってほしいことがあります。それは、
- 解き終わった問題の見直しをする
- 分からない問題でもヒントがないか探してみる
- 出題されている問題文や選択肢を覚える
この3つをやっていただくことが、次のアクションの準備として非常に重要になってきます。
試験終了後が最も重要
もし、試験終了時のレポートで合格点を超えていたら、おめでとうございます。
これ以上あなたにお伝えできることはありません。
ただ、もし合格点を超えていなかったら、次のことをやってください。
- 試験に出ていた問題や用語、キーワードを、自分のノートやテキストに書き出す
- わからなかった問題、わかった問題、迷った問題も含めて、テキストやWebで答えや解き方を調べる
1回目で100問、2回目で100問の問題に触れて、復習したあなたは、すでに200問のリアルな問題で勉強ができた状態です。
3か月勉強して始めて受験する時よりも、合格しやすくなっていると思いませんか。
まとめ
タイパを重視したい方は、アジャイル受験を取り入れてみてください。健闘を祈ってます。
ちなみに、この受験方法は、2023年4月からITパスポート試験だけではなく、基本情報技術者試験や
情報セキュリティマネジメント試験にも利用できます。
補足
おすすめの参考書を一つご紹介しておきます。ITパスポートの参考書選びに迷ったら、こちらを手に取ってみてください。
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