映画キングダムの最新作「キングダム 大将軍の帰還」を公開初日に見てきました。
- 原作読んでない
- 過去作見てない
- 始皇帝知らない
私はこんな状態で映画を見に行ったのですが、はたしてキングダム最新作を見て楽しめたのでしょうか?
結論は、初心者でも楽しめました。過去作も見てみたくなりました。その理由をご説明します。
※映画キングダムの原作はこちらです↓
初心者でも楽しめる3つの理由
分かりやすいストーリー展開
「キングダム 大将軍の帰還」は、初めて作品に触れる方でも楽しめるよう、冒頭で前作までの重要な出来事が描かれています。シリーズの背景知識がなくてもスムーズに物語に入り込めました。
物語の進行もシンプルで、ストーリーに迷子になってしまう心配もありません。
魅力的なキャラクター設定
本作の大きな魅力の一つが、個性豊かで魅力的なキャラクター設定です。キングダムシリーズの主人公はわらべ信(山﨑賢人)。
主人公の信は、貧しい身分から這い上がろうとする熱意と行動力を持った人間。本作でも初めて作品に触れる人々の心を掴みます。
また、秦国の若き王(吉沢亮)、絶対的存在である王騎将軍(大沢たかお)。
それぞれに魅力的な個性を持っています。彼らの過去や信念、目標が丁寧に描かれることで、キャラクターへの理解と愛着が深まる。敵対する勢力のキャラクターたちも一筋縄ではいかない魅力を持ち、単純な善悪二元論に陥らない奥深さが。
吉川晃司演じる龐煖(ほう けん)を、王騎将軍が憎む理由もしっかりと描写されており物語の深みを感じました。
普遍的なテーマの存在
「キングダム 大将軍の帰還」が初心者にも強く訴えかける理由の一つに、作品が扱う普遍的なテーマの存在があります。友情、信念、成長、責任、正義など、時代や文化を超えて共感できるテーマが随所に散りばめられています。
特に、主人公たちが直面する困難や葛藤、そしてそれを乗り越えていく過程は、現代を生きる私たちの日常にも通じるものがあります。夢の実現に向けて努力する姿、仲間との絆を大切にする心、理想と現実の狭間で苦悩する様子など、誰もが経験し得る普遍的な感情や状況が描かれています。
初心者必見!「キングダム 大将軍の帰還」を120%楽しむための事前準備
私は本当に知識ゼロで見に行ったのですが、事前準備をしていった方が楽しめるのは事実。
ここでは私がやっておいた方がよかったことをご紹介します。
主要キャラクターを事前にチェック
映画公式サイトや予告編で、主要キャラクターの名前と役割を確認しておくと良いでしょう。特に以下のキャラクターは要チェックです。
- 信(しん):主人公、大将軍を目指す青年(山﨑賢人)
- 王騎(おうき):秦の大将軍(大沢たかお)
- 嬴政(えいせい):秦王(吉沢亮)
この3人は味方側です。秦国の王である嬴政の部下が王騎、王騎の家来が信と理解しておくと良いと思います。信は家来といっても飛信隊(ひしんたい)と呼ばれるチームのトップです。私はこの3人が敵か味方が区別がついていなかったので、若干理解が遅れました。
これらのキャラクターの関係性を把握しておくと、物語に入り込みやすくなります。
本作では長澤まさみ、清野菜名、橋本環奈は脇役に近い存在ですので、頭の片隅にあればよいと思います。
本作における主役は王騎将軍です。
前作のあらすじを軽く確認
本作は「キングダム」シリーズの続編ですが、完全に前作を見ていなくても楽しめます。ただし、前作のあらすじを軽く確認しておくと、より深く物語を楽しめます。映画の公式サイトで見れるので、ぜひ確認しておきましょう。ちなみに私はノーチェックでした。
映画の評価を気にしすぎない
事前に映画のレビューや評価を見ることは参考になりますが、あまり気にしすぎないことも大切です。特に初心者の方は、先入観にとらわれずに自分の目で作品を楽しむことをお勧めします。
できれば前作をAmazonプライムでチェック
キングダム、できればAmazonプライムでチェックをしておくともっと楽しめます。
私は家族が見ていたのを横目で見ていただけでした。
以上の準備をしておくことで、「キングダム 大将軍の帰還」をより深く、より楽しく鑑賞することができるでしょう。しかし最も大切なのは、先入観にとらわれすぎず、純粋に物語を楽しむ気持ちを持つことです。壮大なスケールと人間ドラマが織りなす「キングダム」の世界を、存分に味わってください。
私が感じた王騎将軍の魅力
本作の主役は王騎将軍。本作を通じて私が感じた王騎将軍の魅力を書いてみます。
圧倒的な実力
王騎将軍は、キングダムの世界で最強の実力者です。吉川晃司演じる龐煖(ほう けん)との戦闘シーンにおいても全く引けをとりません。本作で龐煖は人間を超えた存在・武神として扱われていました。清野菜名に「人間である王騎将軍は、なぜあそこまで互角に戦えるのだ?」と言わしめるほどです。室伏広治vsゴリラを見ているような戦い。
印象に残ったセリフ
- ならば力技です
カリスマ性と人間性
王騎将軍の最大の魅力は、その圧倒的なカリスマ性にあります。彼の存在だけで、味方の士気は上がり、敵の戦意は挫かれます。しかし、そのカリスマ性は単なる恐怖や威圧感から来るものではありません。
部下たちへの深い理解と信頼、そして時に見せる人間味溢れる姿勢が、周囲の尊敬と忠誠を集めています。厳しさの中にも温かさを持ち合わせた王騎将軍の人間性が、彼の魅力をさらに際立たせています。
印象に残ったセリフ
- 戦争に慈悲は無用です。しかし民を弾圧してはなりません。
- (小栗旬のセリフ)将軍には2種類いる。一つは将軍が討たれれば、その軍勢も闘争心や戦う気持ちをうしなってしまうケース。もう一つは将軍が討たれたとしても最後の一人まで全力で立ち向かおうとするケース。王騎将軍の軍勢は後者だ。
成長を促す存在
王騎将軍は、主人公・信をはじめとする若い世代の成長を促す重要な存在です。彼との出会いや戦いを通じて、信たちは大きく成長していきます。
王騎将軍は時に厳しく、時に優しく若者たちに接し、彼らの可能性を引き出します。この「師」としての側面も、王騎将軍の魅力の一つと言えるでしょう。
印象に残ったセリフ
- 私に稽古をつけてもらおうなど贅沢すぎる。力は戦地でつくもの。しかし素質はある
非凡さと人間らしさの共存
王騎将軍の最大の魅力は、非凡な能力と人間らしさが絶妙なバランスで共存している点にあります。
戦場では神がかり的な采配を見せる一方で、普段の生活では意外な一面を見せることもあります。この「超人的な面」と「人間らしい面」の共存が、王騎将軍をより魅力的で親しみやすいキャラクターにしています。
新木優子演じる大将軍、摎(きょう)と過去にした約束を覚えていることも忘れてはいけません。
印象に残ったセリフ
- (新木優子のセリフ)私との約束、覚えてくれていらっしゃったんですね。
物語における象徴的存在
王騎将軍は、キングダムの世界における「理想の将軍像」を体現する存在です。少なくとも私にはそう見えた。彼の存在は、主人公・信が目指すべき姿であり、同時に乗り越えるべき壁でもあります。
この象徴的な立ち位置が、物語全体に深みと厚みを与え、王騎将軍の魅力をさらに引き立てています。
王騎将軍は、その圧倒的な実力、深い人間性により、キングダムの中で最も印象的なキャラクターの一人となっています。彼の存在は、物語に深みと広がりを与え、読者・観客を魅了し続けています。
まとめ
キングダムの最新作を120%楽しむために、Amazonプライムでチェックをしておきましょう。
おまけ1:主題歌
本作の主題歌であるONE OK ROCK「Delusion:All」はめちゃくちゃかっこいいです。
ぜひ聞いてみてください。
おまけ2:原作
映画キングダムの原作はこちらです↓
おまけ3:ハンカチを持っていこう!
本作でも泣かされるシーンがありますので、ハンカチやティッシュは必須です。
できれば映画用と手拭き用の2枚あると清潔です。
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