【レビュー】FALL/フォール【視聴者を休ませてくれない映画は初めてです】

「ようこそ、地上600mの絶望へ」

この映画のポスターにそえられたコピーです。

たしかに地上600mには絶望しかなかった。

目次

総合評価&あらすじ

総合評価

★★★★☆(星4)

「手に汗を握る映画です」と言われ見始めた映画でも、本当の意味で「手に汗握る」映画はありませんでした。

ところが、この映画は噓つきなしで手に汗握る映画です。

むしろ足の裏にも汗をかいてしまいました。

テレビ塔に上り始めてから緊張・緊迫するシーンの連続。

落ちるんじゃないか、落ちるんじゃないか、ハラハラドキドキ。

見ているだけなのにいっしょにテレビ塔に登っている気分になります。

あらすじ

山でのフリークライミングの最中に夫・ダンを落下事故で亡くしたベッキーは、悲しみから抜け出せず1年が経とうとしていた。ある日、ベッキーを立ち直らせようと親友のハンターが新たにクライミングの計画を立てる。今は使われていない地上600mのモンスター級のテレビ塔をターゲットとして選んだ彼女たちは、老朽化で足場が不安定になった梯子を登り続け、なんとか頂上へと到達することに成功するのだが…。

Amazonより引用)

「こんなに細いテレビ塔は現実の世界ではないだろうな」と思っていたら、モデルがありました。

その名はKXTV / KOVRタワー。サクラメント・ジョイント・ベンチャー・タワーとも呼ばれています。

スカイツリー(634m)とほぼ同じ高さで、極細のテレビ塔があるとは信じられません。

サクラメント・ジョイント・ベンチャー・タワーとは?

映画のモデルになったサクラメント・ジョイント・ベンチャー・タワーを解説します。

概要

  •  カリフォルニア州で最も高い建造物
  •  1986年に建設された支線式鉄塔
  •  高さは625メートル
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役ITエンジニア。ITパスポート、情報処理技術者(高度)6区分に合格。"勉強が苦手な人が「分からない」から「分かる」へ"をテーマに発信しています。

目次