【解決策】ITパスポートの悩み100選(#11~20)【悩みが消えれば合格できる】

こんにちは、ときはです。ITパスポート試験によくある悩みをまとめました。

あなたの悩みの解決に役立つとうれしいです。

目次

【悩み#11】擬似言語は、どれくらいの難易度の問題が出題されますか。

令和4年度問78と同等レベルの問題が出ると思ってください。

なぜなら、「ITパスポートだから簡単な問題が出る!」と思っていると、いざ難しい問題が出たときに焦ってしまうから。

難しめの問題が出ると想定しておけば、焦ることなく、問題に取り組めます。

令和4年度問78は、必ず解けるようになっておきましょう。

実際は、それよりも優しい問題も出るので、正しく対策しておけば点数が取れますよ。

【悩み#12】最終学歴が中卒です。社会人になってから勉強した経験がほとんどないのですが、ITパスポートに合格できますか。

合格は可能です。是非、チャレンジしてください。

ITパスポートを受けようと思ったこと自体が素晴らしいです。

なぜなら、令和3年社会生活基本調査によると、仕事以外で勉強している人は39.6%しかいないから。

そんな中で、頑張ろうと思えたこと自体がすごいことです。

ただ、厳しいことをいうようですが、高卒や大卒の人よりも、勉強時間が必要な可能性があります。

その理由は、勉強するための筋肉が鈍っている可能性があるからです。

普段運動をしない人が、フルマラソンにチャレンジするようなイメージです。

でも、無謀というわけではなく、適切なステップを踏めば、必ず合格できます。

まずは参考書を一冊買ってみてください。

私がおすすめの参考書はこちら。

そして、いけそうだなと思ったら、そのまま学習を続けてください。

一方で、「これは厳しい」と思ったら、迷わずレベルを下げて学習しましょう。

なぜかと言うと、分からないレベルで勉強をしていると、苦痛でやめたくなってしまうからです。

折角芽生えた「勉強したい」という気持ちが、萎えてしまいます。

だからこそ、レベルを下げて学習することが大切です。

レベルを下げる時は、思いっきり下げること。

例えばですが、ITパスポートには英語の略語がたくさん出題されます。

もし、アルファベットが不安だなと思ったら、アルファベットを学ぶこと。

例えば、次のような本があります。

created by Rinker
¥990 (2024/05/06 02:24:49時点 楽天市場調べ-詳細)

「いやいや、小学生向けの本なんかやってられるかよ」と思うなかれ。

「小学生」の本に戻れるかどうかで、合格できるかが変わります。

合格するために必要なのは、「小学生」の本に戻れる勇気です。

【悩み#13】コンビニの店員です。ITが苦手なのですが、それでもITパスポートに合格できますか。

合格できます。むしろ、合格する可能性は、他の職種と比べても高いと思います。

理由は2つです

①浅く、広くというのは、コンビニとITパスポートで同じだから

具体的に説明します。

まず、ITパスポートで求められる知識一覧です。

1企業活動
2 法務
3 経営戦略マネジメント
4 技術戦略マネジメント
5 ビジネスインダストリ
6 システム戦略
7 システム企画
8 システム開発技術
9 ソフトウェア開発管理技術
10 プロジェクトマネジメント
11 サービスマネジメント
12 システム監査
13 基礎理論
14 アルゴリズムとプログラミング
15 コンピュータ構成要素
16 システム構成要素
17 ソフトウェア
18 ハードウェア
19 情報デザイン
20 情報メディア
21 データベース
22 ネットワーク
23 セキュリティ

試験内容・出題範囲

そして、コンビニ店員に求められる業務一覧です。

レジ・代行サービスの取次・調理業務
・レジ会計業務
・タバコの管理販売
・フライヤーなどの簡単な調理と清掃
・切手・レターパック・収入印紙の販売
・宅配便やフリマサイトなどの荷物の発送
・公共料金、税金、スマホ料金の代行収納
・予約商品の引き渡し
・ギフト商品の取次販売
・バイクや自動車保険の手続き
・クリーニングの取次などの代行サービス

店内、棚などでの業務
・商品の品出し、陳列、廃棄
・店内清掃
・コピー機やATM・チケット発券機などの管理

バックヤード業務
・商品の発注
・ペットボトルや缶の品出し
・バックヤード清掃

バイト初心者が押さえたい、コンビニバイトで覚える仕事一覧

内容は違えど、広い範囲のスキルが必要になってくるというのは、ITパスポートと似ているところです。

だからこそ、コンビニ店員で培った習得スキルを、ITパスポートにも応用すれば、合格できます。

②コンビニの業務の中で、ITパスポートの単語とかかわる機会が多いから

ITパスポートの単語を覚えるには、普段の生活のなかでどれだけ単語と触れられているかが、大切です。

それをコンビニの業務の中で覚えられるというのは、合格に有利です。

例えば、

  • POSシステム
  • QRコード(決済)
  • 電子マネー
  • メルカリ(エスクロー決済)
  • マイナンバーカード
  • バーコード

他にもいっぱいあります。

【悩み#14】擬似言語は、1問解くのにどれくらい時間を確保しておけばよいですか。

1問あたり10分確保してもらうのがおすすめ。

なぜなら、難しい問題が出た時には、それぐらいかかるから。

ただ、10分確保するのは難しいですよね。

他にも問題があるし、そんなに確保できないよ。という声が聞こえてきそうです。

そんな時は、最低5分は確保しましょう。この時間であれば現実的と思います。

【悩み#15】ITパスポートに受かった後は何をすればよいですか

合格おめでとうございます。

合格した後は、大きく3つの道があります。

①資格を取ること

理由は、さらに知識をつけてほしいから。

ITパスポートに合格すると、

  • IT関連のニュースは簡単に理解できる
  • IT関連で困っていることがあれば、自分で解決できる

な状態になってます。

こんな状態をもっと増やしていってほしいです。

おすすめ資格は、次の3つです。

どれも合格率が50%以上はある資格です。

簿記3級

会計の基本が学べるエントリー資格です。

これを選んだ理由は、「経済ニュースの理解が深まる」、「仕事に役立つ」からです。

詳しくは、次のサイトを見てください。

【初心者も必見】簿記3級の次に「簿記2級・1級」を学ぶ5つのメリットを解説

ファイナンシャルプランナー3級

お金の基本が学べるエントリー資格です。

これを選んだ理由は、人生においてお金は常につきまとうから。

日本におけるお金のルールについて、学んでおいて損はありません。

むしろ知らないことで、余計に税金をとられてしまうことだってあります。

基本情報技術者

ITパスポートの一つ上のレベルの資格です。

この資格は、ITエンジニアを目指す人の登竜門とも言われる資格です

これを選んだ理由は、もっとITについて知ってもらいたいから。

ITパスポート試験よりも難易度が上がるので、ITエンジニアを目指す方におすすめです。

②さらにITリテラシーを高めること

なぜなら、ITパスポートで学んだ知識は、仕事や普段の生活で生かしていかないと忘れてしまうから。

せっかく覚えた知識を忘れてしまっては、もったいないですよね。

では、どうしたらよいか?

次のような感じで、普段の仕事や生活に取り込んでみることがおすすめです。

仕事

  • DXやITのプロジェクトに参加してみる。
  • ChatGPTを使ってみる

プライベート

  • メルカリをやってみる
  • ブログをやってみる

それぞれ制約もあったりするので、できるところからまず始めてみてください。

③読書をすること

ITパスポートで実感されていると思いますが、知識があることで「解決できること」「得すること」は、たくさんあります。

だからこそ、読書をして知識を増やしていきましょう。

お金の知識を増やすなら、次の本がおすすめです。

created by Rinker
¥869 (2024/05/05 02:30:57時点 楽天市場調べ-詳細)

無知は罪

【悩み#16】過去問道場をやりこんだのですが、合格できません。どうしたらよいですか。

過去問道場の問題と答えを覚えてしまっているのが原因です。

  • なぜ、正解したのか?
  • なぜ、不正解だったのか?

を確認して、みてください。

【悩み#17】ITパスポートは、どんな順番で勉強していけばよいですか?

2つ方法があります。

方法1

  • ITエンジニア
  • システムエンジニア
  • 「情報1」が得意な学生

にしかお勧めできないのですが、

テクノロジ系→ストラテジ系→マネジメント系で、受験する方法です。

理由は、

  • 出題範囲が多い順で勉強できる
  • 得意なところから勉強ができる

からです。

勉強が続けやすく、受験までモチベーションを保ちやすいです。

ただ、一部の方だけにおすすめの方法です。

テクノロジ系を最初に掲載している参考書は、一部の人にしかおすすめできません。

方法2

もう一つの方法は、すべての人に推奨できる方法です。

それは、ストラテジ系→マネジメント系→テクノロジ系です。

ITパスポート最速合格術の著者である西先生も、この方法を推奨されています。

理由は、2つあります。

全体像を理解した上で詳細を見るとわかりやすいから

ストラテジ分野は企業の経営・業務全体であり、「システム開発やシステム運用」を扱うマネジメント分野は企業経営の一要素なのですさらに、「個々の技術要素」を扱うテクノロジ分野は、マネジメント分野の中の一要素となります。

(省略)

だから、3分野のうち、もっとも大きな概念であるストラテジ分野から学習するわけです。

ITパスポート最速合格術 P.18

擬似言語、2進数など、多くの人が苦手とする分野を後回しにできるから

ITパスポートは出題範囲が広範囲に渡るため、苦手な分野を避けたとしても合格できる可能性があります。

それなのに、2進数などで躓いてしまい、勉強が嫌になってしまうのは良くありません。

ストラテジ系→マネジメント系→テクノロジ系の順で勉強しましょう。

【悩み#18】ITパスポートの受験したいのですが、予約でいっぱいです。1か月以内に会社から受験するように言われているのですが。

ITパスポート試験は、近年人気が出てきている試験のため、受験予約をするだけでも大変になっている印象です。

一方で、キャンセル待ちは受け付けていないです

では、どうしたらよいのでしょうか。

①別の試験会場で申し込みをする

例えば、住んでいる場所が千葉県だったとしたら、勤務先の東京都の試験会場を予約する方法です。

メリット

  • 試験会場の幅が広がるので、予約がしやすい。

デメリット

  • 自宅から試験会場までが遠くなってしまう。
  • 交通費がかかることもある。
  • 移動時間がかかってしまう。

「受験できませんでした」という報告は会社にしたくないもの。

厳しい上司だと、「もっと早く予約しておけばよかっただろ」と怒られてしまいます。

②試験会場の空き状況を頻繁にチェックする

特に大都市圏に住んでいない方にとっては、この方法が使えると思います。

この方法とは、試験会場の空き状況を頻繁にチェックする方法です。

なぜ空きが出るかというと、

  • 予定が入ってしまった人がキャンセルする
  • 勉強不足で日程を変更したい人がキャンセルする
  • 試験会場が、試験枠を増やす

ことがあるからです。

ときは

私の場合も、なかなか予約が取れなかったのですが、この方法で予約がとれました。

これを逃さないためには、定期的に試験会場の空き状況をチェックすることです。

手順としては、次の通り。

STEP
公式ページ → 受験申込み → 試験開催状況一覧にアクセスする

試験開催状況一覧:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examhall/examhall_info.html

STEP
受験したい都道府県をタップ・クリックする
STEP
空席状況を確認する

ただ、上記の方法だと、毎回その画面に行くまでが面倒です。

見に行くだけで一苦労。見に行く間に誰かにとられてしまうかもしれません。

そこで裏技があります。

それは、そのWebサイトをブックマークしてしまうこと。

例えば、長野県なら、以下をブックマークすること。

長野県https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examhall/pdf/%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C_%E8%A9%A6%E9%A8%93%E9%96%8B%E5%82%AC%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7.pdf

これなら、簡単です。

【悩み#19】パソコン(PC)に触ったことがないのですが、ITパスポートに合格できますか。

もちろん、合格できます。

ただ、ITパスポートの試験では、パソコンを利用して試験が実施されます。

そのため、パソコンにまったく触ったこと状態で試験に臨んでしまうと、合格は難しいです。

なぜなら、パソコンの操作だけで戸惑ってしまうことがあるから。

だからといって、パソコンを買って勉強するというのもありますが、それはお金もかかるし、効率的ではありません。

やるべきことは、区や市、商工会議所などが主催している低価格・無料のパソコンセミナーに行くことです。

パソコンの使い方を丁寧に教えてもらえるので、試験で要求されるレベルの操作はばっちりです。

もし、もっと対策しておきたいという時は、低価格なマウスだけ買うのもおすすめ。

パソコン教室で学んだマウスの動かし方の復習ができるので、試験の時に慌てなくてすみます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役ITエンジニア。ITパスポート、情報処理技術者(高度)6区分に合格。"勉強が苦手な人が「分からない」から「分かる」へ"をテーマに発信しています。

目次