あなたは、次のようなことをしていませんか。
- 「ウチは○○も△△も準備できているよ」とご近所さんに話す
- お子さんに「我が家の地震対策は万全」と話している
- 地域の付き合いで「うちは災害時の備品は完璧」と話す
実はこれ、危険な行動なのを知っていましたか。
というのも、災害時には人間の本性が表に出てくるから。
この記事で、詳しく解説していきます。
地震対策を「自慢」してはいけない5つの理由
災害時には人間の本性が垣間見えることがよくあります。
災害時の人間の心理を知るとともに、地震対策を自慢してはいけない理由を詳しく見ていきましょう。
1. あてにされる – 自分さえ助かればいい、他人は他人
大地震が発生した際、避難所や救援物資が十分に行き渡らない可能性があります。
そうした状況下では、自分で準備していた備品や食料が狙われる危険性が高まります。
たとえば、あなたが備蓄していた缶詰やドライフードなどを、まわりの人に無理やり奪い取られてしまうかもしれません。
「ご近所なんだから、わたしたちを助けてくれるはずでしょう?」と頼み寄ってきて、とられてしまうのです。
身体的な暴力は振るわれることはないかもしれませんが、精神的な圧力を受けた結果、とられてしまうでしょう。
こうした事態が起きる背景には、人間の「自己保存」という根源的な欲求があります。
大災害時、多くの人は自分や家族の命を何より優先するようになります。
他人に配慮する余裕はなく、とにかく自分さえ助かればいいという極端な心理状態に陥るのです。
つまり、人は災害時、「他人は他人」という冷酷な価値観に支配されるようになるのです。
そのため、あなたの備蓄品を狙ってくる可能性があるのです。
家族の安全を守るためには、自分の地震対策は秘密にしておく必要があります。
2. 言いくるめられる – 美しい言葉は武器になる
災害時、人々は生存本能に駆られて、自分の利益を最優先するようになります。
そのため、あなたの備えを横取りしようとして、様々な口実を設けてくる可能性があります。
例えば、「わたしたちを助けてくれるはずでしょう」「みんなで助け合いましょう」など、美しい言葉を盾に、あなたの備品を要求してくるかもしれません。
そうした言いくるめに乗せられて、あなたの大切な備蓄品を奪われてしまうのです。
これは、人間が災害時にとる典型的な行動パターンです。
自己保存本能に支配されるあまり、他者への配慮を完全に忘れてしまうのです。
そして、美しい言葉を武器にして、相手を言いくるめようとするのです。
一歩引いて冷静に考えれば、「絆」や「助け合い」といった言葉は、実際には頼りにはならないということがわかります。
ですから、あなたの地震対策は内緒にしておくべきなのです。
3. 集団で圧力をかけられる – 群れの論理に飲み込まれる
地震が発生すれば、近所の人たちが集団で押し寄せてきて、あなたの備品を強奪しようとする可能性があります。
「みんなで助け合わなければ」「地域の絆が大切だ」などと言いながら、実際は自分の生存を何より優先しているのです。
そうした集団心理に押し流されれば、あなたの備えは容赦なく奪い取られてしまうでしょう。
これは、人間がしばしば示す「集団行動」の一例です。
大災害時、多くの人は孤立するよりも、群れに属して生き延びようとするのです。そしてその集団の論理に呑み込まれ、自分本位な行動をとるようになるのです。
家族の安全を何より大切にするあなたにとって、そうした事態は避けたくありません。
ですから、地震対策は誰にも知られないよう、秘密にしておくことが重要なのです。
4. むしりとられる – 自分の目的さえ達成すれば手段を選ばない
地震に備えて蓄えた食料や生活用品は、あなたの意思に反して無理やり持ち出される危険性があります。
たとえば、近所の人に「とてもかわいそうだから、少し分けてあげてよ」などと言われ、自分の意思に反して備品を提供させられてしまうかもしれません。
あるいは、「助け合いの精神が大切だ」と言って、あなたの備蓄品を強奪されてしまうこともあり得ます。家族の安全を守るためには、こうした事態を避ける必要があるのです。
これは、人間が本来持つ「自己中心性」の現れです。いわゆるジコチューです。
災害時、多くの人は自分の目的を達成することだけを考え、他者への共感や配慮を失ってしまうのです。
つまり、自分の生存さえ確保できれば、他人の財産を奪うことすら辞さなくなるのが人間の本性なのです。
ですから、あなたの備品が狙われる危険性は高いのです。
5. 子供が知っている – 子供の無垢な口から、漏れ伝わる秘密
子供は、無邪気に家の備蓄を話してしまうかもしれません。
「ウチにはこんなにたくさんのものが準備されているんだよ」と、つい自慢してしまうのです。
そうなれば、それが周りの人の耳に入ってしまい、あなたの備品が狙われるリスクが高まります。
家族の安全を脅かすことにもなりかねません。
これは、子供の特性からくる問題です。
子供は大人とは違い、空気を読む力が乏しいため、つい本音をしゃべってしまうのです。
その純真さが、かえって家族の安全を脅かすことになります。
しかしながら「絶対に誰にも話してはいけない」と徹底して子供に教育するのは意味がありません。
きっとどこかで話をしてしまうでしょう。
だからこそ中学生になるくらいまでは、子供にも内緒で地震対策をしておくのがベストです。
以上のように、地震対策を秘密にすることには、様々な理由があります。自分の備えが知られてしまえば、かえってあなたの家族の安全が脅かされる危険性が高まるのです。
災害時、多くの人は本能的な「自己保存」に支配され、美しい言葉を盾に他人の備品を奪おうとします。
その冷酷な人間性に翻弄されないためにも、あなたの地震対策を誰にも知られないよう、しっかりと守ることが何より大切なのです。
家族の生命を守るためには、この秘密を守り抜くしかないのです。
家族の安全を第一に考えよう
地震などの大災害が起きた際、人々は自分や家族の生存を何より優先するようになります。そのため、あなたが備蓄している食料や生活用品を、無理やり奪い取ろうとするかもしれません。
こうした事態に巻き込まれないためには、あなたの地震対策を誰にも知らせずに、こっそりと行うことが肝心です。家族の命を守ることが何より大切なのです。
「でも、周りの人も助けたい」「親切にすることが大切だ」と思うかもしれません。
確かに、そうした思いやりの心は尊重に値するものです。
しかし、災害時の人間心理は非常に危険なものなのです。自分と家族の安全が脅かされる可能性があるのです。
それでも、誰かを助けたいという気持ちは、心の奥底にあるものかもしれません。
でも、まずは自分と家族を守りましょう。他人を思いやる前に、自分の大切な人々の命を守らなければなりません。
誰かを助けるのはそのあとで十分じゃないですか?
家族の絆を深める。そしてその絆を守り抜く。これが何より大切なのです。他人への思いやりや親切さも大切ですが、まずは自分の身内を守ることが先決なのです。
自分と家族の命を何より重んじ、その上で他人のことも考えられるようになりましょう。
おすすめの地震対策商品
ここまで説明したように、地震対策は自慢すべきではありません。
ただし、家族の安全を守るためには、万全の準備をしておく必要があります。そこで、おすすめの地震対策商品をいくつか紹介します。
非常用トイレ
※詳しく知りたい方はこちら↓
家庭用蓄電池
猛暑の夜に停電になったと考えると、ゾッとしますよね。
災害時の停電に備えて、家庭用蓄電池はおすすめです。
照明やスマホの充電に加えて、扇風機も対応しています。停電時の生活を快適に過ごせるでしょう。
ソーラーパネル付きなので太陽光で充電でき、バッテリーの容量の心配も減ります。
これらの商品を活用すれば、家族の安全を守るための地震対策ができます。
ぜひ、家族の絆を守るために、一緒に準備を進めていきましょう。