【レビュー】ロッキー (吹替版)【誰もが知る名作、あなたはまだ見ていない?】

これがあの有名なシーンか!?

これまで何度も見る機会があったはずなのに、見てなかった映画「ロッキー」をついに見ました。

目次

総合評価&あらすじ

総合評価:★★★★☆ かなりオススメ

ロッキーで有名なシーンといえば、こちらでしょう。

  • 冷凍肉をサンドバッグにしてトレーニングするシーン
  • 試合に向けてトレーニングする映像で、ロッキーのテーマ曲が流れるシーン
  • 試合が終わった後に「エイドリアン」と連呼するシーン

どこかで見たり聞いたりしたことはあったのですが、「これがあの有名なシーンだったのか?」と感慨深いものがありました。

私が空手を習っていたころ、道場の先輩が10人組手にチャレンジする時にロッキーのテーマ曲を聴きながらモチベーションを高めていると言っていたのを思い出しました。

たしかにあの音楽は、気分が上がって闘争心を高めてくる効果があるように思います。

ロッキーのテーマ曲とともにトレーニングを重ねた先輩は無事10人組手をクリアし、黒帯に。

あらすじ

3流ボクサーのロッキー。収入は街の格闘技場で稼ぐわずかなお金と借金の取り立ての報酬のみ。そんなロッキーに、ボクシングヘビー級チャンピオンであるアポロとの対戦が舞い込む。ロッキーはチャンスを生かせるのか、それとも敗れ去ってしまうのか。ついにゴングが鳴らされる。

この映画の、ここが良かった

本作のヒロインであるエイドリアンがどんどん綺麗になっていくのが良かった。

地味で奥手な女の子、ロッキーからも内気と呼ばれる女性が、ロッキーと出会って、ロッキーのボクシングを応援して、どんどん自分を表現できるようになって成長していく。

物語の終わり間際に、リング上でロッキーに対して「愛しているわ」と言って抱擁するシーンはウルッと来てしまいました。

印象に残ったセリフ・シーン

アポロとの試合終了後に、テレビのレポーターから「アポロ・クリードの勝ちという判定が出ましたが、不満はありませんか?」と聞かれた際、ロッキーはこう答える。

「俺はただ全力を尽くしただけだ。判定はその道の専門家が下すことだ」

ロッキーはこの試合に向けて、「15ラウンド立っていられるか?立っていられればゴロツキじゃないことを証明できる」と言っていたのです。

試合に勝つことが目標だったのではなく、自分に勝つことだったり、15ラウンド立っていられるかどうかが目標でした。

だからレポーターに質問されたときに、こんな回答ができたのだと思います。

私はこのセリフが強烈に印象に残りました。

というのも合格するかしないか、売れるか売れないか、なんかは第三者が決めることであってコントロールできないことなのに、そこにこだわっている自分がいたりしてダメだなと感じることが多かったから。

そうではなくて、それまでのプロセスに重点を置いた方が大事なんだと気づかさせてくれたから。

結果がついてくるとうれしいですが、まずはプロセスを大切にしていきたいと考えを改めるきっかけになりました。

こんな人にオススメ

おすすめな人

  • ボクシングが好きな人
  • 名作を見逃している人
  • 格闘技の試合に臨む人

おすすめでない人

  • 血を見るのが苦手な人
  • 1970年代のアメリカ映画が苦手な人
  • シルヴェスター・スタローンが苦手な人

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おまけ:素人がボクシングを語ってみる

本作はボクシングがテーマなのですが、あえて素人目線でボクシングを語ってみます。

私は格闘技の経験はあるのですが、ボクシングは素人です。

ボクシングは12ラウンドじゃなかった?

と思ったのですが本作では15ラウンド制のボクシングが採用されています。

映画が製作された当時は15ラウンド制が普通で、後に12ラウンド制に変更されたそうです。

12ラウンドでも過酷そうですが、15ラウンドはさらに過酷で吐きそうです。

ジャブくらいすぎ問題

ロッキーはアポロのジャブをノーガードで食らいすぎです。

あれだけ打たれるとパンチドランカーになったりするし、最後まで立ってられなくなります。

ダメージがありすぎ、タオルを投げられるかも。

見ていて怖かった。

ロッキーのパンチでアポロが倒れる

このシーンは良かった。

プロの試合でもたまたまラッキーパンチやキックがあたって、上位の選手が倒されることもあるので、うまく表現できていると思いました。

そもそもロッキーは運に見放されていたけど、ボクシングのセンスがある選手。そしてサウスポーのハードパンチャー。

そういう選手が相手を倒すことがあっても不思議ではありません。

ロッキーのトレーニングがすごい

若かった日のシルヴェスター・スタローンが頑張った。

腕立て伏せをするシーンがありますが、筋肉にはだいぶ来るはずなのに、それをこなしているシルヴェスター・スタローンはすごい!

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この記事を書いた人

理系脳と文系心を持つITエンジニア。情報処理技術者(高度)7区分合格。映画・本で感性を磨き、ヘルニアと闘いながらムエタイ最弱戦士として成長中。仕事と趣味を両立させながら、社会人の知的好奇心を刺激する情報を発信中。

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