ついに2024/7/19に「がんになってわかった お金と人生の本質」が発売されます。
たぶん山崎元さんの最後の作品。
延期、延期、延期となっていてなかなか読めなかったのですが、Amazonで目次も公開されるようになりました。
目次
第1章 癌患者と投資初心者は似ている
●ステージⅢ、「真面目な癌患者になろう」
どのように見つかったか/癌検診に消極的だった理由/医療の商業主義化の悪影響/損得勘定だけでも「検査受けるべし」/長年の飲酒習慣と食道癌
●情報を、拾うか、捨てるか
情報を制限しないと、身が持たない/利害関係のない、好意的な医療専門家を探す/5年生存率の見当を付ける/治療方針の決定/「親切な人」は意外と困る/「自分は素人投資家と一緒だな」/癌も投資も情報収集に意味がない場合がある
●上機嫌な癌患者でありたい
癌患者の時間と「資源の最適化」
第2章 がん保険はやっぱり要らなかった
●治療にかかったお金はいくら?
人生をやり直すとしたらがん保険に入るか?/衝撃の負担額/治療費は貯金で楽に間に合う/癌治療で、実は最大のコストとは?
●「不安に対処する」ための保険は賢くない
意思決定は結果論ではなく「事前」がベース/「がん保険には入らない」という結論を何度でも出す/先進医療特約をどう考えるか
●加入していい保険の条件
安心ではなく必要性で判断する/相談はしても人間からは買わない
第3章 癌になって分かった、どうでもいいことと大切なこと
●悩ましい頭髪の問題
物、仕事、人間関係などの必要・不必要/「下級の落ち武者」のような髪/坊主か帽子かウィッグか/ウィッグは乗用車並みのコスト/脱毛本番とバリカン坊主/ヘアスタイルの呪縛と不経済/ヘアサロンに行くことのトータルコスト/こだわりは案外どうでもいい
●わが物欲生活と身辺整理
私の収入/地位財競争から降りることが幸せへの道/増え続けた持ち物を手放す/衣類は夏冬一着ずつだけ/悩ましい蔵書整理/捨てて後悔した本
●再発、意識する持ち時間
体力と時間と仕事/仕事は10年に一度リニューアルせよ/活動期間2年で何をすべきか/「進行が早いので、半年は保証できません」/治療を中断した理由/ガジェットを最低限に/残された時間でやりたい三つのこと/仕事があるから元気が出る
●癌患者には親切にしないで
飲酒で得たものと失ったもの/「実はどうでもいいこと」を一つ見つける/自分が会いたい人にだけ会う/昔話をしたがる人には会わない/癌患者にとって一番ありがたい人
第4章 山崎式・終活のセオリー6箇条
●最晩年の住まいと介護を考える
人生の手仕舞いは難しい/生活はシンプルに/介護は施設で行う
●お金を守る超合理的相続対策
相続は早めに決める/親のお金を守れ!/山崎家が相続の時に行った「三つの対策」/
親の最晩年の資産運用は「2世代運用」で
●「墓なし・坊主なし」のわが家の弔いルール
宗教なしの弔いは十分可能/死は突然やって来る/家族だけでゆっくり別れる/葬式の総費用は37万/お墓は撤去した
第5章 お金より大事なものにどうやって気づくか
●〝善意の愉快犯〞として生ききる
「山崎さんは、どのようなことがしたいのですか」/私のミッション・ステートメント/「経済評論家」という仕事/お金に感情を振り回されない/運用に思い入れを持ち込まない/予想と希望を混同させない/マーケティングとは嘘のラッピングのこと
●お金は「増やし方」より「使い方」こそ大切だ
お金には「使い時」がある/「守銭奴型FIRE」に疑問あり/貯めることと使うことの「いい加減」/自分が若いサラリーマンだったら?/資産運用は「一番いいもの」一本/イベントよりも日常重視
●「幸福」を決めるたった一つの要素
お金を稼ぐには幸福の犠牲が伴う/「お金」と「自由」のトレードオフ/幸せになるための平凡な結論
●「お金より大事なもの」にどうやって気づくか
お金の呪縛から逃れる鍵はどこ?/三つの「厄介な性質」/気づくスイッチは「これ」だけ/人はなぜ時に「損なこと」を選ぶか?/怒りを「信用・共感・プライド」に変換せよ
最終章 癌の記・裏日記
自分だったらどこを一番読みたいか?
「山崎式・終活のセオリー6箇条」を読みたい。
理由は、
- 著書の中で話されたことはなかった。(Webでは公開されていました)
- 賃貸の人がどうやって住居を手放していくかを知りたい。
- 何十年後かわからないけど、自分がそうなったときのために知識を知っておきたい。
第4章 山崎式・終活のセオリー6箇条
●最晩年の住まいと介護を考える
人生の手仕舞いは難しい/生活はシンプルに/介護は施設で行う
●お金を守る超合理的相続対策
相続は早めに決める/親のお金を守れ!/山崎家が相続の時に行った「三つの対策」/
親の最晩年の資産運用は「2世代運用」で
●「墓なし・坊主なし」のわが家の弔いルール
宗教なしの弔いは十分可能/死は突然やって来る/家族だけでゆっくり別れる/葬式の総費用は37万/お墓は撤去した
もう一つの理由は、「故人の遺志で通夜や葬儀は行わない。」と報道された理由を知りたいから。
私にとってのお金の先生に、終活まで勉強させていただくことになるとは思いもしませんでした。