あなたは仕事ができないと悩んでいませんか?
仕事ができないことで劣等感を抱いたり、自己嫌悪になったりしていませんか?
もしかしたら、この本が助けになるかもしれません。
本書は境界知能の当事者が、「仕事ができない」と思っているあなたの状況を少しでも解消するために書いた本です。
境界知能とは?
境界知能とはIQが70から84の間にある人のこと。
日本全体では人口の14%が該当し、約1700万人いると言われています。
境界知能の方は一般的なIQを持つ人達と比べ、
・仕事の理解が遅く、仕事ができないと判断される
・コミュニケーションが苦手で、人間関係の構築が難しい
ことから、劣等感や自己嫌悪、自己否定があり、心が晴れることがありません。
その結果、うつ病を発症することも珍しくはないのです。
この本に出会ったきっかけ
きっかけは、YoutubeのABEMA Prime。
境界知能の当事者「なんばさん」を知りました。
Youtube動画はこちら↓
【境界知能】平均IQと知的障害の境界“グレーゾーン“知能を持つ男性(30) 人口の14%存在も自分も他人も気付かない‥当事者の苦しみとは|#アベプラ《アベマで放送中》
境界知能の現状をしっかりとお話しされていたことを記憶しています。
ABEMA Primeに出演していた「なんばさん」の本をAmazonのKindle Unlimitedで見つけたので、手にとってみました。
内容:仕事ができないのは境界知能だから?
「境界知能では仕事が出来ないのは当たり前」
という思いを持っている人こそ読んでいただきたいです。
私は社会人を10年してきて、
「自分は仕事が出来ない人間だ」という経験を何度も味わってきました。
発達障害、うつ病と診断されたあともなぜか生きづらさの根本が改善されていませんでした。
境界知能という言葉をその後知ることになるのですが、
仕事が出来ない大きな要因の1つになっているという確信があったのです。
境界知能の特徴を知識として知っていき、
自己分析を続けていくと段々と自分に合う職種というのも理解できるようになってきました。
現在は、A型作業所という福祉的就労をしながらYouTubeで発信活動をしたり、
電子書籍出発をしたりして生計を立てています。
その結果会社員の頃より、格段にストレスが減り生きやすいと思えるようになりました。
「境界知能だから仕事ができない」のではなく、
仕事の環境や状況、自己分析が足りていないせいで「仕事ができないと思い込んでいた」のです。
本書では今までの私の体験と、
客観的な立場からあなたの「仕事ができない」という認識を少しでも変更するお手伝いをいたします。
(Amazonより引用)
感想:人生を楽しみましょう
境界知能でもそうでなくても、人生を楽しみましょう。
1-2.境界知能と知的障害の違いはほぼない
著者が本書の中で一番言いたいメッセージは、この一文に表されていると思いました。
というのも、境界知能の方が仕事を通して抱く劣等感や自己嫌悪、自己否定をなくしたり、少なくすることができれば、人生自体がもっと楽しくなるから。
人生を楽しくするためには、適切な仕事を選ばないといけない。
適切な仕事を選ぶためには、正しい知識を知っておく必要がある。
正しい知識は本書の中にある。
正しい知識を知って、劣等感や自己嫌悪、自己否定をなくそうというメッセージだととらえました。
読者の声を集めてみました
Amazonのレビューを5つピックアップしました。
□ありがとうございました(星4)
少し問題が解決したような気がします。自分らしく生きていく、自分に合った環境を探していきたいと思います
□めちゃめちゃ勉強になった(星5)
私は仕事が理解できないということがたまによくあり、なんでだろうと思っていたが本書を読むことで解決できた。
□少し希望が持てました(星5)
これからどうしようと考えていたときにこの本に出会いました。仕事は大変だけどガンバロウと思います。
□共感した(星4)
境界知能の情報が世の中に少ないなか、こうして当事者の方が現状を伝えてくれて嬉しいです。
境界知能単体の人も辛い思いをしている、という言葉に涙が出ました。
□息子が境界知能です(星5)
専門学校卒業後の仕事に関して全く見当がつかないので、この本が参考になりました。
こんな人にオススメ
- 仕事に悩んでいる境界知能の方
- ご家族に境界知能の方がいる方
- 福祉士資格を目指す方
- 人生を楽しみたいと思う方
- 境界知能の方の理解を深めたい方
まとめ
仕事で悩んでいる方に当事者の「なんばさん」が書かれた本です。
「境界知能では仕事が出来ないのは当たり前」と思っている人に是非読んでほしい。
解決のヒントを得られますよ。