会社が絶対に言いたがらない「企業型DC」と「iDeCo」を併用する方法

みなさん、老後のお金はどうやってためていますか?

貯金、財形、個人年金など方法は色々ありますね。

老後のお金をためる場所として、企業型DCやiDeCoはご存じでしょうか。

さらに会社員であっても企業型DCとiDeCoが併用できることをご存じでしょうか。

この記事では、企業型DC、iDeCo、企業型DCとiDeCoの併用について説明します。

目次

1.「企業型DC」とは何か

「企業型DC」とは、企業が一定の金額を毎月積み立てし、従業員が自ら資産の運用を行う制度です。

老後の生活資金を築くための有効な手段の1つとして、多くの企業が導入を進めています。

会社による金額の支援があるため、従業員にとっては比較的手軽に老後の準備が行えるのが特徴です。

企業型DCの管理にかかる手数料は会社負担になっています。

私の会社でも「企業型DC」の案内が定期的にされています。

2.「iDeCo」とは何か

一方の「iDeCo」とは、自分が出した金額を、自分で運用し、資産を形成する制度です。

会社の制度とは別枠で、自分で金額や運用方法を選択することができます。

税制面でのメリットも豊富で、老後資金づくりの強力な味方になってくれます。

金額上限などの制限がありますが、証券会社のWebページで詳細を確認することができます。

3.「企業型DC」と「iDeCo」の併用メリット

この2つの制度を組み合わせて活用することで、老後資金をより効果的に増やすことができます。

しかし、両方を併用できることを知っている方は、どれくらいいるのでしょうか?

というのも、令和4(2022年)年9月までは、企業型DCの規約の定めがなければiDeCo の加入を認められませんでした。

また令和4(2022年)年10月以降にiDeCoの加入要件が緩和されましたが、会社から案内が出された方はどれくらいいるのでしょうか。

私の会社では「iDeCo」に加入できるという案内が一回だけ出たものの、それ以降はまったく案内が出されていません。

おそらく私の会社では、情報感度が高い人だけがiDeCoを利用しているものと思います。

みなさんの会社ではどうでしょうか?

4.まとめ

令和6(2024)年12月からは、さらに企業型DCとiDeCoを併用のメリットが大きくなります。

みなさんも是非、企業型DCとiDeCoの併用を検討してみてください。

※私はiDeCoの証券会社としてSBI証券を利用しています。

5.参考情報

SBI証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)の改正について(厚生労働省からのお知らせ)

楽天証券 【更新】【10月制度改正】企業型確定拠出年金加入者のiDeCo加入の要件緩和~制度概要について~

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この記事を書いた人

理系脳と文系心を持つITエンジニア。情報処理技術者(高度)7区分合格。映画・本で感性を磨き、ヘルニアと闘いながらムエタイ最弱戦士として成長中。仕事と趣味を両立させながら、社会人の知的好奇心を刺激する情報を発信中。

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