みなさんは新NISAで投資を始めていますか。
新NISAを知らない方のために補足すると、株式や投資信託の配当金、値上がりで得られた売却益が非課税になる国の制度のことをNISA(ニーサ)と言います。
NISAは2014年からある制度ですが、2024年に投資枠が拡大されるなど見直しがあったため、新NISAと呼ばれています。
ネットを開くと新NISAに関する情報は簡単に見つかりますが、始める前に手間がかかるのもたしか。
- 証券会社を選択する
- 口座開設の申込みをする
- 購入する投資商品を決める
- 購入資金を用意する
- 注文をする
最低これだけのステップを踏む必要があります。
開設する途中で、面倒臭くなってやめてしまった人もいるかもしれません。
でも面倒くさがりな人でも、もっと簡単に投資を始める方法があるのです。
誰でもというわけには行きませんが、条件にあう方はオススメです。
※新NISAを始めていない方に↓
結論:持ち株会を始める
さっそく結論ですが、持ち株会がおすすめです。
持ち株会を一言で説明すると、みなさんが勤めている会社の株をお得に買う方法です。
ここからは
- 持ち株会の何が良いか?
- 持ち株会の落とし穴。これだけは避けろ!
をご説明します。
持ち株会の何がよいか?
手続きが超カンタン
持ち株会は始めるのが超カンタンです。
会社の指定用紙に必要事項を書いて、申し込むだけ。
頭をちょっとだけ使うのは毎月いくら投資するか?と、ボーナスの時いくら投資するか?
この2つです。
この金額は後から変更できるので、毎月1000円、ボーナス5000円のような少額から開始するのがオススメ。
というの投資に慣れる意味もあるので、あまり大きな金額から初めてしまうと上手にいかないときに、不安になったり心配になってしまうことがあるから。
昼食1回分や飲み会1回分ぐらいの少額から始めると良いでしょう。
奨励金が出る
株を購入した金額に応じて、会社から奨励金が出ます。
会社から見ると、会社の株を買ってくれてありがとう!ということですね。
奨励金の割合は5%だったり、7.5%だったりと様々。
5%の会社で1000円投資すれば50円の奨励金、7.5%の会社で1000円投資では75円の奨励金が支給されます。
え?少ない!
50円とか75円とかペットボトルも買えないような金額をもらっても意味ない。
と思うなかれ。
投資の世界では5%や7.5%の利益を出すのは意外と大変。
年5%や7.5%の利益を継続して出すことは、機関投資家と呼ばれるプロでも困難です。
利益が最初から出ているような形で、超お得に購入できるのが持ち株会の魅力なのです。
手間やストレスが少ない
持ち株会は給与やボーナスからの天引きで、投資がされます。
そのため、
- 新NISAのように「残った金から投資する」という手間がかからない。
- 天引きなので使ってしまわず、確実に投資ができる。
- 毎月同じ金額を投資できるので、目標額への道筋が立てやすくなる。
- 手元にお金が来ないので、使いたくなるという心理的な誘惑に駆られにくい。
メリットがあります。
持ち株会の落とし穴。これだけは避けろ!
メリットが多い持ち株会ですが、落とし穴もあります。
落とし穴を知らないと、ショックを受けることに。
持ち株会に200万はダメ
(続く)