【レビュー】FALL/フォール【視聴者を休ませてくれない映画は初めてです】

「ようこそ、地上600mの絶望へ」

この映画のポスターにそえられたコピーです。

たしかに地上600mには絶望しかなかった。

目次

総合評価&あらすじ

総合評価

★★★★(星4)

「手に汗を握る映画です」と言われ見始めた映画でも、本当の意味で「手に汗握る」映画はありませんでした。

ところが、この映画は噓つきなしで手に汗握る映画です。

むしろ足の裏にも汗をかいてしまいました。

テレビ塔に上り始めてから緊張・緊迫するシーンの連続。

落ちるんじゃないか、落ちるんじゃないか、ハラハラドキドキ。

見ているだけなのにいっしょにテレビ塔に登っている気分になります。

あらすじ

山でのフリークライミングの最中に夫・ダンを落下事故で亡くしたベッキーは、悲しみから抜け出せず1年が経とうとしていた。ある日、ベッキーを立ち直らせようと親友のハンターが新たにクライミングの計画を立てる。今は使われていない地上600mのモンスター級のテレビ塔をターゲットとして選んだ彼女たちは、老朽化で足場が不安定になった梯子を登り続け、なんとか頂上へと到達することに成功するのだが…。

Amazonより引用)

「こんなに細いテレビ塔は現実の世界ではないだろうな」と思っていたら、モデルがありました。

その名はKXTV / KOVRタワー。サクラメント・ジョイント・ベンチャー・タワーとも呼ばれています。

スカイツリー(634m)とほぼ同じ高さで、極細のテレビ塔があるとは信じられません。

この映画の、ここが良かった

予想を何度も何度も裏切って、見る人を飽きさせないのが良かった。

私が想像していたストーリーは

頂上にたどり着くものの、いざ降りようとした時に、様々な困難に直面する。
乗り越えるのが難しい局面をベッキーとハンターで力を合わせて、一つずつクリアしていく。
なんとか無事に地上まで下りて、めでたし。めでたし。

だったのですが、まったくかすりもしなかった。

これはどうだ、あれはどうだとチャレンジしても粉々に砕かれる。

困難ではなく、絶望しかない状況。

絶望の中でも親友が言った適者生存を実現したヒロインが素晴らしかったです。

印象に残ったセリフ・シーン

最初と最後のシーン。

父の娘への思いは本物なんだと感じました。

というのも、裏切らなかったのは父だけだから。

娘のことを一番理解していたし、一番頼れる存在でいてくれた。

この映画で唯一救われるシーンです。

こんな人にオススメ

おすすめな人

  • 手に汗握る展開が好きな人
  • 予想できる展開に飽きている人
  • クライミング・ボルダリングが趣味な人
  • 鉄塔ファン

※鉄塔に興味を持ったら、こちらもオススメ↓

おすすめでない人

  • 高所恐怖症の人

※実際にテレビ塔を登るわけではなく、映像を見ているだけなのですが高所恐怖症の方にはオススメできません。

私も高所恐怖症というわけではないのですが、フォレストアドベンチャーで高いところにのぼった直後に参加を後悔した苦い思い出があります。

それと同じ感覚を映画を見て感じました。何度途中で映画を止めようと思ったか。。。

口コミ

Amazonのレビューを5つピックアップしました。

□こ…怖かった(星5)
今まで観た映画の中で一番怖かったかも。怖過ぎて休息を挟んで続きを観ました。本当に手足に汗をかいていました。絶えずピンチです。

□ただのB級かと思いきや(星4)
評価がよかったのでみてみました。
明らかに危険な行為に挑戦する女友達二人、
要所要所で露骨に張られる伏線、ただのB級かと思いきや
意外とシンプルな恐怖が際立っており楽しめました。

□高所サバイバルホラー映画(星4)
高所恐怖症の人ほどホラーな映画。
鉄塔の上に女2人が取り残される というだけでは話がすぐに終わってしまうので
色々なドラマとイベントが盛り込まれていて
想像していたよりおもしろかったです。

□サバイバル(星5)
こういう系統の映画は、難しく考えずに観るのが肝要かと思います。各局面で、どう切り抜けるのか、生還するにはどうするのか、そういうところを観ると面白いです。そこに人生観、友情と愛情が合わさって、ストーリーの単調さを消していると思います。塔の上という新しいシチュエーションで、これだけで釘付け出来るのは面白い。

□父の愛に感動 ダレるところがない。飽きない(星5)
ダレるところがなく一気に観終わってしまった
高所無理な人は観てはいけません。凄く面白かった

※その他のレビューはこちら

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おまけ(ネタバレあり)

ネタバレありの感想です。

1時間46分

映画の長さは1時間46分。

この時間の95%以上がテレビ塔でのシーンです。

その時間を視聴者が飽きさせないようにする展開が素晴らしかった。

友情、裏切り、浮気、親子愛が丁寧に描かれています。

難しく考えずに観る

映画やドラマは細かい設定とかは目をつむって見るのがよいと思います。

というのも気になりすぎるとストーリーに集中できなくなってしまうから。

ぼくは明日、昨日のきみとデートするを見た時も細かい設定にこだわってしまったのが反省です。

この映画では次のことが気になってしまいましたが、気になる以上に展開が面白かったです。

  • テレビ塔は太陽の直射日光を浴びると高温になって、素手では触れられないのでは?
  • 600mの高さだと強風は大丈夫?
  • スマホの充電持つのかな?
  • 「怖い」「怖い」と言っている人に、危険な行為をさせて大丈夫?

何回絶望した?

数えてみると、

  • だんなが浮気した
  • 浮気相手が親友だった
  • はしごが落下した
  • 照明弾に気づいてもらえたけど、通報してくれなかった
  • 靴に気づいてもらえたけど、通報してくれなかった
  • ドローンを飛ばしたけど、ドラックにぶつかって壊れた
  • スマホを靴に入れて落下させたけど、ダメだった
  • 親友の死

最低でも8個もありました。(見逃しているのもあるかも)

ポジティブシンキング

ハンターがベッキーを励ますシーンが何回もあります。

  • あんたなら、大丈夫。
  • 上を見て。

ハンターのポジティブシンキングは見習わなくては。

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この記事を書いた人

現役ITエンジニア。ITパスポート、情報処理技術者(高度)6区分に合格。"勉強が苦手な人が「分からない」から「分かる」へ"をテーマに発信しています。

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