【レビュー】眠れなくなるほど面白い 図解 脳の話(茂木 健一郎著)

こんにちは、ときはです。

あなたは、次のような悩みをお持ちではないですか。

  • ど忘れが多くて、イライラする。
  • ChatGPTが自分の仕事を奪ってしまわないか不安だ。
  • 仕事でイライラして、集中できない。

そのようなお悩みの方に、次の本が役に立つと思いますのでご紹介します。

この本は大リーグで活躍するダルビッシュ有選手もオススメの本です

詳細を以下で解説していきます。

目次

脳の仕組みがわかり、仕事や勉強を10倍効率化できます

私たちが脳の仕組みについて学ぶ機会は、それほど多くないと思いませんか。

たまにテレビで特集されていたり、ビジネス本にちょっと解説があるくらいです。

この本では、普段学ぶ機会が少ない脳について、コーヒーを飲みながらリラックスして学べます。

この本で学んだ内容を実践すれば、仕事や勉強をラクにできます。

感想

第1章 脳の取扱説明書

3 いわゆる「地頭」をよくする方法はある?

居間という、雑音の多い場所で集中して何かをすることによって、前頭葉の記憶の回路の働きが強化されます。実際に「東大合格者は居間で勉強していた人が多かった」という話をお聞きになった方も多いはずです。

この本を読むまでは、できるだけ静かな環境で勉強するのがよいと思っていました。

そのため、居間や雑音の多い場所で集中して勉強すると、より集中力を高められるというのは、意外でした。

私は家の間取り的にリビングで勉強することは多かったですが、それでよかったのだと感じます。

お子さんがいる家庭では、親が勉強している姿をお子さんに見せられる点でも、リビングや居間で勉強するのが良さそうです。

第2章 脳は成長する

14 脳もほめると成長するというのは、本当?

ほめられると脳内にドーパミンとセロトニンという神経伝達物質が分泌される。ドーパミンはやる気を生じさせ、セロトニンは安心感や安らぎを生じさせる。さらに、ほめた側もほめられて喜んでいる人を見て、自分の成果であると感じ、やはりドーパミンが分泌されるのだ。

この本を読むまでは、ほめるというのは、ほめられた人にとってやる気が生じてメリットがあるものだと思っていました。

ところが、ほめた側も相手の様子を見て、ドーパミンが分泌されて、脳を活性化する効果があるとは新たな発見でした。

今後は、自分の脳の活性化という観点でも相手をほめていきます。

第2章 脳は成長する

19 脳の健康を維持する方法とは?

脳の手入れとしておすすめなのが、よい本を読むこと、新しい出会いを求めること、小さなことであれ、つねに挑戦すること、などがあります。

(省略)

脳の手入れは、いくつになってもはじめられます。

「若々しくいたい」という欲望をもち、努力をすることが、すでに脳の手入れといえるのです。

この本を読むまでは、年齢を重ねると衰えていく、仕方のないものだと思っていました。

しかし、この本では脳の手入れはいつになってもできると教えてくれました。

今後は、よい本を読むこと、新しい出会いを求めること、つねに挑戦することを続けていきます。

ちなみに、よい本を読むことはAmazonのKindleで、新しい出会いをもとめることはTwitterで、つねに挑戦することはブログで、というようにデジタルの世界だけでも実現できますね。

第3章 脳はひらめく

27 ひらめきを邪魔するものって、何?

テストの点数や偏差値だけで「私は人より頭がよくない」と思い込んでいては、ひらめきも生まれてきません。脳というのは、抑圧してしまうと、潜在的な能力を発揮できない器官なのです。

「私は人より頭がよくない」という思い込みは、ひらめきにとって邪魔なものです。

「人よりも頭がよくない」という思い込み自体が、行動やひらめきを邪魔してしまうことを改めて認識しました。

自分で勝手に脳にブレーキをかけてしまうというのは、非常にもったいないことだと強く思います。

この本にも記載がありましたが、「自分はできるんだ」という根拠のない自信をもって、行動します。

第4章 AIと脳の未来

38 人間の脳を人工的につくり出せる?

人工生命の研究はAIの研究に比べてはるかに遅れています。いまだに細胞1つでさえ、人間は生み出していないのです。

ChatGPTなどのAIは、人間の脳を模倣した仕組みを利用しています。

ただ、人間の脳の再現そのものはまだできていないことを改めて理解しました。

低電力で高性能な脳を再現するのは、やはり難しい。

脳の解明は、ブレイン・イニシアチブなどの取り組みに期待したいと思います。

この本を読んだ人

腑に落ちる(ダルビッシュ有選手)

脳の不思議が分かりやすい

読んでると面白くて寝れなくなる

この本の概要

(著者)

茂木 健一郎

1962年東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京大学、日本女子大学非常勤講師。東京大学理学部物理学科、同大学法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学研究員を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚のもつ質感)をキーワードとした、心脳問題についての研究を行っている。全国各地での講演活動や、テレビ出演、雑誌への寄稿など精力的に活動し、Twitterのフォロワーが140万人を超える(2019年12月現在)など、その発言は若者から中高年まで多くの日本人に注目されている。

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(目次)

第1章 脳の取扱説明書

第2章 脳は成長する

第3章 脳はひらめく

第4章 AIと脳の未来

第5章 脳の働き

無料で読めます

実は、この本、無料で読めます。

この本はAmazonのKindle Unlimited 読み放題の対象となっています。

最初の30日間は無料で利用できるので、読み終えたら、解約してしまえばお金もかかりません。

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この記事を書いた人

現役ITエンジニア。ITパスポート、情報処理技術者(高度)6区分に合格。"勉強が苦手な人が「分からない」から「分かる」へ"をテーマに発信しています。

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