在宅勤務にあたって、私がイスの選定にこだわった理由をお話しします。
今回は、健康的な姿勢を保てるイスの魅力と、なぜ5万円のオカムラのイスに決めたのかを詳しく解説していきます。
1.これまでの私の失敗
2020年~2023年【化粧用のイス時代】
コロナによる在宅勤務が始まってから私は、化粧用のイスで在宅勤務をしていました。
みなさんお分かりの通り、化粧用のイスは主に化粧をしたり頭髪のお手入れをするために使用されるものです。
化粧の所要時間は、10分から30分程度が一般的だと思います。
そのため、化粧用のイスは長時間座っていることは想定しておらず、長時間勤務する在宅勤務には全く適していないことがいえると思います。
なぜ化粧用のイスを使っていたかと言えば、それで支障がなかったから。
それよりも家のプライベートが色々と忙しくイスを検討する時間が持てなかったことがあります。
ただしその間化粧用のイスが体にダメージは与えていたはずです。
参考:我が家の化粧用のイス
・背もたれなし
・クッション薄目
・高さ調節機能なし
・体の支持機能よりも見た目の良さを重視したデザイン
たぶん私は日本で一番化粧用のイスで、在宅勤務した人間だと思ってます。
2023年~2024年【ダイニング用のイス時代】
我が家のダイニング用のイスをリニューアルしたと同時に、私のイスもこれまで使っていたダイニング用のイスにバージョンアップしました。
化粧イスと違ってダイニング用のイスは背もたれがついていること。
圧倒的な機能性の向上が行われました。
ただし、そうはいってもダイニング用のイス。
ダイニング用のイスは、主に食事や団らんの際に使用されることを想定した設計がなされています。
ダイニングでの滞在時間は、30分から2時間程度が一般的です。
食事の時間や家族で過ごす時間など、比較的長めの着座時間を前提としていますが、長時間の在宅勤務にはまったく不向き。
背もたれを利用できるものの、長時間座っていると次第に坐骨(椅子に座ったときに当たるお尻の2つの骨)が痛くなってきました。
イスには坐骨のあとが残るようになりました。
参考:我が家のダイニング用のイス
・背もたれあり
・クッションちょっと厚め
・高さ調節機能なし
・体の支持機能よりも見た目の良さを重視したデザイン
そんなことから、私は在宅勤務用のイスをようやく検討することになったのです。
どれくらい周回遅れなんだろう、私。
2.日本製のイスを選んだ理由
在宅勤務のイスを探す際、国内メーカーから選ぼうと思っていました。
というのも、イスは日本人の身体の特徴を知っているメーカーが良いと考えたらから。
海外メーカーだと細かい部分で違和感がありそうです。
調べると出てきたのは、イトーキ、コクヨ、オカムラ。
3社とも創業から時間がたっており、信頼がおけるメーカーです。
これらのメーカーは長年にわたってオフィスチェアの開発に取り組んできており、日本人の体型を熟知したデザインと機能性を備えています。
イトーキ
1890年に伊藤喜商店として創業。 東京都中央区に本社を置く、事務用品・各種設備を扱う企業。
コクヨ
大阪府大阪市に本社がある文房具やオフィス家具、事務機器を製造・販売する会社。
オカムラ
日本の家具・産業用機器等の製造を主な業務とする大手メーカー。
3.オカムラのイスに最終決定
イスを選定する上で必要なもの、不要なものは次の通りでした。
<必要なもの>
- 健康によいもの。腰痛持ちの人も使っていること
- 長期間使用しても壊れないこと
- 長時間使っても疲れないこと
<不要なもの>
- 見た目のきれいさ、高級さ
- ハンガー
- オットマン
<あったらよいもの>
- ランバーサポート(腰を支える機能)
- ひじ掛け
- ヘッドレスト
最終的にオカムラの「CG-M」シリーズに決定しました。
実際に購入した商品はこちら↓
オカムラ オフィスチェア CG-M 肘なし メッシュタイプ ホワイトフレーム ブラック CG11WR-FZK1 チェアのみ
選んだ理由は、次の3つです。
将来的にオカムラの上位機種であるシルフィーを購入したいと思ったこと
Amazonで調べ始めるとオカムラのシルフィーが一番最初に出てきました。
10万を超えて高いなと思いつつもレビューを見てみると、みなさん高評価。
いっきにオカムラのファンに(使ってないけど)。
オカムラのCM-Gを見ると、こちらもみなさん高評価。
将来的にはシルフィーを買うぞと思いつつ、今回はCM-Gに決定しました。
以下はシルフィーのAmazonレビュー。
1人目
本当に10万円以上の価値があるのかと半信半疑でしたが購入して大正解でした。座面の固さが絶妙で長時間座っていてもおしりが痛くなったり足がしびれたりすることがありません。
以前使っていたイスは1−2時間も座っていると血行が悪くなって足が痺れていたのに・・・。2人目
体のことなので少々値が張るけど思い切ってこれを購入した。
めっちゃフィットして腰も背中も楽です。
体に関わるものには相応の対価を払うことが大切だと改めて実感した。3人目
さすが10万もするだけあり、家でも変わらず座り心地が良いです。姿勢がまっすぐになるので、これまで姿勢が悪かった分多少背筋が痛みますが、腰への負担はかなり減った気がします。4人目
感想としては、まず腰支えは最高。姿勢を良くしてくれるし、前傾だけど背筋が伸びるような感覚で、腰背中への負担は少なく、仕事に集中し易い姿勢を保とてるところは素晴らしい。5人目
Amazon
購入時は高いなぁと思っていたのですが、本当に購入してよかったです。
1万円のチェア使ってたときは1年くらいで座面が底突きしてましたが、全くなしです。
部屋のドアを通過できる大きさであったこと
オカムラのシルフィーはドア幅が70cmは必要とのこと。
試しに家のドアの幅を図ってみると、66cm。
シルフィーだとぎりぎり入らないくらいの大きさです。
シルフィーは今回は無理かも。
もしオカムラのシルフィーを購入される方はご注意ください。
案外大きいようです。
今回の予算は5万円
オカムラのシルフィーは10万円を超過。
今回は予算に合わないなと思いつつ、改めて5万円程度でさがすとCM-Gがレビューもよく、良いなと思いこちらを購入することにしました。
4.健康のためなら高くても投資するべき
今回は最終的に、オカムラの5万円台のイスに決めました。
健康のためなら高額なイスにも投資する価値があると考えています。
長時間のデスクワークで身体に悪影響が出ては本末転倒ですからね。
例えば、健康を維持できるイスが1時間50円で利用できるとした場合、1日8時間x20日間x12カ月勤務だと、96000円となります。
なので96000円のイスであれば、1年間でコスト回収できることになります。
さらに時給単価が高い方は、それ以上の価格のイスを購入しても全く高い買い物ではありません。
私は今回予算オーバーで家族の説得ができなかったですが、10万円を超えるシルフィーも十分なコストパフォーマンスがあると判断しました。
もし購入する機会があれば、シルフィーをねらっていきます。
5.まとめ:在宅勤務のITエンジニアは、オカムラのイスで快適に仕事をしよう
在宅勤務をする方は、ゲーミングチェアなどいろいろな選択肢がありますが、安心の日本企業オカムラがおすすめです。
腰痛を未然に防ぎ健康維持のため、ぜひ椅子に投資して快適な在宅勤務をしましょう!
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