突然ですが、あなたは次のような悩みをお持ちではないですか。
- 夫といつもケンカばかりで疲れてしまう
- 子どもに対して怒ってばかりで、いい母親になれない
- うまくいかないことがあると「だれかのせい」にしてしまう
そのようなお悩みの方に、次の本が役に立つと思いますのでご紹介します。
≫ いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本(根本 裕幸著)
※さくっと読みたい方は、こちら↓
行間が広めで、文字数が少ないので、時間がない方でもさくっと読めますよ。
「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(根本 裕幸著)
本書は、カウンセラーである根本裕幸さんが書かれた本です。
「罪悪感」を持つあなたに、ぜひ手にとっていただきたい本です。
「いやいや、私には罪悪感なんかないよ」とあなたは思ったかもしれません。
たしかにそう思われるのも無理はありません。
なぜなら、あなたの中にある「罪悪感」は、わかりづらいものだから。
根本さんによると、罪悪感という感情は「自分が悪い」「自分のせいだ」という明らかなものだけではないそうです。
実は潜在意識の深くにあるものまであるとのこと。
なおかつ、それには、ふつうは気づくことができないそうです。
そこで、この本では、あなたがどんな罪悪感をかかえていて、それがどんな問題を起こしているのかを突き止めます。
最後に、罪悪感をなくす手助けをしてくれます。
本書がオススメな理由①
今まで持っていなかった視点を得ることができます。
私が、特に印象に残ったのは、
その状況が問題になるかどうかは「あなたが決めている」
です。
これだけだと意味が分からないと思いますので、具体的に説明します。
例えば、あなたの彼氏が「他に好きな人ができたから別れよう」と言ってきたとします。
この状況は、あなたにとって大問題でしょうか。
もし、あなたが彼氏のことが、好きで、好きで、好きでたまらないのであれば、大問題です。
でも、もしあなたに「内緒にしていたけど、かっこいいラブラブな彼氏がいて、実は別れたかった」としたら、問題ではないですよね。
むしろ「やったー!」と大喜びする状況なのでないでしょうか?
つまり、この状況が問題になるかどうかは自分次第なのです。
このような考え方・視点を知れることが、オススメな理由の一つです。
本書がオススメな理由②
カウンセリングで判明した罪悪感を徐々になくしていくことができます。
罪悪感をなくす方法として、次のものが取り上げられています。
- アフォメーション
何度も何度も声に出してみることで、効果を発揮してくれる方法 - 1日1通感謝の手紙を書く
また、罪悪感をなくすために、次の3つの質問が投げかけられます。
- あなたはを、心から愛してくれた人は、だれ?
- あなたのしあわせを喜んでくれる人は、だれ?
- あなたは、だれのためにがんばってきたの?
私は、この質問に答えるときに、涙がじわーっと出てきました。
なぜなら、私が生まれた時から、そばにいてくれた人たちのことを思い出したからです。
例えば、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、、、
浮かんでくる人たちの顔を思い浮かべ、どんな表情をしているか想像するだけで、涙が出ていました。
本書がオススメな理由③
この本を読むと、あなたが今のままでもしあわせということに気づけます。
なぜなら、本書を読むことで罪悪感に隠されている「しあわせ」の存在を知れるから。
しあわせになるには何かを得なくてもいいし、そのために頑張らなくていい、ということに気づけます。
本書で見逃さず読むべき目次5選
「罪悪感」があるから、「しあわせ」も感じることができる。
罪悪感という感情は、私たちを苦しめ、悩ませるものですが、その一方で、人生というゲームを盛り上げる制約条件となり、私たちの人生にドラマを演出してくれる存在であるともいえるのです。罪悪感は、消そうとするのではなく、共存を目指せばいい
この文章を読んだときに、Mr.Children「HERO」の歌詞が脳裏に浮かびました。
人生をフルコースで深く味わうための
幾つものスパイスが誰もに用意されていて
時には苦かったり 渋く思うこともあるだろう
そして最後のデザートを笑って食べる君の側に僕は居たい
スパイスと同じで、罪悪感とうまく付き合っていくことが、よいのだと理解しました。
罪悪感が、罪悪感を生み、罪悪感を広げていく
あたなは今日、家に友人たちを招いてパーティをすることにしました。そこであなたは、みんなが喜ぶように、温かいスープを前日から仕込み、みんなに振る舞うことにします。
(中略)さて、あなたはみんなのためにスープを作り、みんなを笑顔にしたところまではよかったのですが、自分の空腹感を我慢してまでスープを与えたことがわかると、みんなも罪悪感を覚えたのです。
私も仲の良い友人だと、無意識のうちにみんなに何かしてあげようと思うクセがあります。
そういう行動は、みんなも罪悪感を持ってしまうので、みんなにあげるのと同様に、私も受け取ろうと感じました。
すべての問題は、自分で起こしているのかもしれない
この問題を主体的に解決するのであれば「この問題に旦那は関係ない。私自身の問題なんだ」と自分軸で受け止めます。それが問題になるかどうかは自分自身だからです。
私たちは、問題に対して、なんとかしよう、なんとかしよう、なんとかしようと思いがちです。
ですが、まず最初に、それが本当に問題かどうかを切り分けることが大切だと気付かされました。
自分をゆるすために「自己肯定感」を育てる
仕事でミスをして自分をせめそうになったときに「それが今の私だもんな。しょうがないよな」というふうにそのときの自分をまるごと受け入れてあげるのです。
この考え方は、日常生活でも使えそうです。
例えば、「今日は仕事終わった後に、勉強しよう」と思っていてできなかったときには、
× なんでできなかったんだろう
ではなく、
○ それが今の私だもんな。しょうがないよな
と自分をまるごと受け入れてあげると、自己肯定感が下がらずにすみます。
「自分」という乗り物を悠々と乗りこなす
女性は、男性に比べると5~10倍ほど感情を感じる生き物といわれていて、それだけ感情の大波にさらわれやすいんです。それを私たちは、いつしか「感情はコントロールすべき」という観念に支払いされてしまい、思いどおりにならない感情に対して、強い否定的な思いを抱くようになります。
(中略)だから、私はセミナーなどでも「感情の波に上手に乗れるサーファーをイメージしてくださいね!」という提案をよくしています。
女性は男性に比べ感情的と聞きますが、5~10倍も違うとは思いませんでした。
感情への対処する仕方は、次の通り。
× 感情をコントロール
○ 感情をサーフィンのように乗りこなす
根本さんの言葉の選び方が、圧倒的に上手だなという印象です。
やはり、カウンセリングをされていると一つの言葉で大きく効果が変わると思うので、このあたりの言葉の選び方が秀逸と感じました。
口コミ
いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本の「レビュー」を、要約して5個のせておきます。
□心が少し軽くなりました。星5
わかりやすくてとても参考になりました。
また何度か読み直したいです。
□自分を責める人必読書。星5
読み終わったら背中の重荷がなくなった。
□世の中は罪悪感で溢れている。星3
罪悪感が生まれる原因は、固定観念があるからという筆者の説明に共感できた。
□胸に迫る辛い内容でした。星4
思い当たる点が幾つもあり、辛くなりました。
何故か物事が上手く行かない人にとっては、とても良い本です。
□楽になる。星5
日々の忙しさに追われ、そのままにしてしまっているネガティブな感情を解きほぐし、心と体を軽くしてくれる本。
引用元:Amazon
まとめ
今、しあわせじゃないという方は、この本を読むと本書の表紙の女性のように表情が和らぎますよ。
≫ いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本(根本 裕幸著)
1ミリでも気になったら、無料サンプルだけでも読んでみてください。
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