システムエンジニア、ITエンジニアの方にとっては、おなじみの情報処理技術者試験※ITパスポートが有名です。
この試験について、次のような悩みをかかえていませんか。
- 昇格・昇給、転職のために合格したいけど、勉強時間が取れない
- 会社や上司から受験するよう言われているけど、勉強時間が取れない
- 家族サービスも大切だし、勉強時間が取れない
私もITエンジニアなので、これらのお悩みが良く分かります。
私は、平日5時に家を出て、25時に帰宅。土曜日も出勤。
こんな感じの生活を送ってました。
ただ、私はそのような中でも、情報処理技術者試験(高度試験)に6つ合格することができました。
その経験を生かして、情報処理技術者試験(高度試験)の合格のコツをお伝えします。
結論から言うと、合格のコツは次の5つです。
- 試験会場に意地でも辿り着く
- 午前問題の過去問をとことん暗記する
- 死に物狂いで受験する
- 当日中に試験問題をとことん復習する
- 不合格だったら、合格までリベンジする
え?当たり前のことじゃないか?そんなの知ってるよ。
読んでがっかりした。
とあなたは思われたかもしれませんが、この5つのコツを徹底してきたからこそ、私は合格できました。
理想を言えば、
- 参考書を買って
- しっかりと勉強時間をとって
試験に臨んだ方が、合格しやすいです。
でも、私は、残念ながらその時間はとれませんでした。
そのため、試験当日に全神経を集中させて、挑戦するしかありませんでした。
もし、試験には合格しなくてもイイという方は、YoutubeやAmazon プライムで好きな音楽や映画、漫画を見ることをお薦めします。
きっと、その方が有意義な時間を過ごせると思います。
※参考:最近読んだオススメの漫画は、こちら↓
そうではなく、「私も受かりたい」「今度の試験に合格したい」と思われる方には、そのコツの詳細をお伝えします。
あなたは、できることなら合格したいですよね?
イエス!
と答えた方のみ、この先を読んでください。
激務のあなたが合格する5つのコツ
試験会場に意地でも辿り着く
試験会場に行く。
そして、試験を受ける。
これをしないと採点もしてもらえません。
いやいや、行くでしょ?と思われたかもですが、当日の朝になると、悪魔の囁きが聞こえてきます。
- 土曜日も出社。明日からまた仕事だし、体を休めておかないと。今日は休めって!
- 勉強できてないんだから、合格しないよ。どうせ不合格なんだから、今日は休めって!
- 最近、子供と遊んでる?試験はまた受けられるよ。だから、今日は休めって!
当日になると、毎回この悪魔の囁きが聞こえてきました。
でも、それを乗り越えて受験しにいった結果、試験に合格しました。
また1週間後に休めるのですから、試験会場に意地でも辿り着きましょう。
試験会場に行かなければ、合格率は0%ですが、試験会場に行けば、合格率は1%以上ありますよ。
悪魔の囁きは無視して、試験会場に行こう。
午前問題の過去問をとことん暗記する
午前問題の過去問を覚えましょう。午前試験で足元をすくわれて、午後試験の採点をしてもらえないのはNGです。
試験前日までに終わらしておくのがベストですが、試験当日でもよいので、過去問の問題と解答をセットで覚えましょう。
「解く」ではなく「覚える」がポイントです。
- 2年前~4年前の3年分を覚える。
- 問題を見たら、答えがすぐにわかることがゴール。
- 計算問題は、試験直前に回答を暗記する。
※参考:エンベデッドシステムスペシャリスト 令和5年秋期 午前2の解説はこちら↓
死に物狂いで受験する
試験が始まったら、試験問題に対して、死に物狂いで取り組んでください。
死に物狂いとは次のことを意味します。
- 問題を解き終わっても、途中退出しない。
- どんなに問題がわからなくても、最後の1分1秒まで粘る。
- 空欄を残さない。
- 解き終わったら、何度も見直しする。
- 時間があれば、解答用紙に書き込んだ内容を問題用紙にコピーしておく。(復習用)
ちなみに、午前問題や午後1問題が解けなくて不合格かもと思ったとしても、最後の午後2まで受けてくださいね。
なぜなら、
- 午後2の勉強になる
- 午後2まで受験すれば合格の可能性がある
からです。
午後1までのことは忘れて、午後2に集中しましょう。
参考までに、プロゴルファーとして活躍したジャック・ニクラウス氏の発言を引用します。
きのうおこったことや、この前のホールでおきたこと、あるいは明日か、この次のホールでおこるかもしれないことは考えずに、いま、その瞬間に私がやらなければいけないことに、全力をつくして気持ちを集中させるようにする
岩田禎夫訳『ジャック・ニクラウス ゴルフマイウェイ』講談社
当日中に試験問題をとことん復習する
試験が終わったら、
- 一息ついてビールを飲む
- 好きな映画を見てリラックスする
- 家族との団らんを楽しむ
したいところですが、ごめんなさい。
まだ終わりではありません。
これから、試験問題の復習をします。
なぜ、当日に行うかというと、
- 次の日だと大切な記憶が薄れてしまう
- 次の日は仕事で精一杯
からです。
受験し終わった後の疲労感は、私もわかります。ただ、ここが踏ん張りどころです。
復習のポイントは次の通りです。
- 午前問題の答え合わせをする。わからなかったところ、曖昧だったところを覚える。
- 有志の方々が作成した午後1,2の回答(例:itac)と自分の回答と見比べ、「なぜ、そうなるか」を理解する。
- わからなかったキーワードなどがあれば、調べておく。
ここまで読み進められた方は、お分かりになっているかもしれませんが、「試験日に試験問題を通じて勉強する」ことをやってます。
一番集中できる機会を利用して、脳みそをフル回転させて、頭に記憶させるイメージです。
以上で、当日にやるべきことはおしまいです。
本当にお疲れ様でした。明日からの仕事に備えて、ゆっくり休んでください。
不合格だったら、合格までリベンジする
合格発表は試験日の約2か月後です。
合格していた方、おめでとうございます。
惜しくも未合格だった方は、半年後の試験(違う試験区分で可)を受験しましょう。
例えば、
スペシャリスト試験の場合
データベーススペシャリスト試験を受験していたら、情報処理安全確保支援士試験を受験する。
論文試験の場合
プロジェクトマネージャ試験を受験していたら、システムアーキテクト試験を受験する
のようなイメージです。
この理由は、
- 情報処理技術者試験に慣れるため
- 試験区分が違っても、出題の形式は同じである
- 試験区分が違っても、出題分野の重なりがある
からです。
再受験時はまたこの記事の通りに受験してみてください。
1度不合格になったとしても、何度でもチャレンジして合格しましょう。
合格こそ正義。
まとめ
改めてですが、試験に受かるための5つのコツを掲載します。
- 試験会場に意地でも辿り着く
- 午前問題の過去問をとことん暗記する
- 死に物狂いで受験する
- 当日中に試験問題をとことん復習する
- 不合格だったら、合格までリベンジする
この記事は、仕事が大変なシステムエンジニア、ITエンジニアである方に向けて、書きました。
もし、この記事が参考になって合格してくれたら、私はとてもうれしいです。
健闘を祈ってます。
追伸(P.S.)
次の本は、私がポンコツITエンジニアだった時に、読んだ本です。
情報処理技術者試験の重要性、ITエンジニアの勉強について、まとめられています。
この本を読んでから、私はポンコツITエンジニアから抜け出すことができました。
ITエンジニアとして大きく成長できたのも、試験に受かったのもこの本があったからです。
ITエンジニアでしたら、読んで損はない本です。
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